【DeLoblog #035】 2019.3.11


ー愛犬との避難についてー





今日は3月11日。東日本大震災から丸8年です。


あの日のことは思い出したくない方もいるかもしれません。ですが、この8年の間に日本では色々な災害があり、中には長期間避難を要するものもありました。これから先もいつどこでどういった災害が起こるかわからない日本、改めて防災について考える時間になればと思い、今日はこのことをブログに書きたいと思います。


デロリアンズのお客様の中で、東日本大震災の被災者のお客様もいるのですが、先日ベッドを購入してくださり、わんちゃんの可愛い寝姿の写真を送ってくれた際、実は......と被災された時のお話をお知らせくださった方がいます。


そのお客様から「実際にペットを連れての避難所での避難生活に普段の生活で対応できることを」ということでメールをいただきましたので、一部ですがご紹介します。



【ここからがお客様のメールです】

3.11が近くなり、震災の事が思い出されることも多く、ペットの避難グッズについても考えるようになりました。


避難所では......
基本、ほとんどの避難所では、ペットは外飼いになると思います。それを理解しておくこと。これは、多分、これからもあまり変わらないのではないか,と思います。


1. 外飼い 又は 室内外に繋いでおく
元々外飼いの子は何の問題もなくつながれて生活していました......が、うちの愛犬は迷犬の保護犬だったため室内飼いで繋いで飼っておらず。


元々分離不安症気味になっていたのもあり試しましたが、私の姿が見えなくなると5分ともたず鳴いて泣いてしまい......。こりゃダメだ、と慣れている車中泊になりました。ですが車中泊は暑くなるので冬の寒い間しか無理なのです。


なので外飼いまたは繋いで待たせておいても大丈夫なように普段から少し慣れさせておいた方がいいかと思います。

※自治体によってペットへの対応は違います。最悪連れて行けない市町村もあります。街中の避難所では外でもダメな事も多かったです。


仮設住宅の入居でも当初、私の地域でもペットはダメでした。最終的に大丈夫になりましたが隣の町は最初ダメだったようです。(その後は皆さんからの意見もあり変化したそうです)このように市町村によって違いが出ます。


うちはたまたま街中の避難所に入れず地元の街中から遠く離れた山の中の廃校に避難したため、草原や畑などがある山の中でしたのであまり厳しいこともなく結果的に犬的にも良かったです。


プラス担当者がとても良い人だったので他と比べたら格段に良く過ごせました。


2. 時間に余裕を
〇〇時にはご飯、〇〇時に散歩、と毎日決まっている生活をしてるお家は多いと思います。が、避難生活ではそうはいきません。でも犬達は体内時間で分かるので時間になれば吠えたり要求したりします。そうなると、犬も人も大変です。


なのであえて少し時間をずらしたりなど毎日の生活リズムに変化をつけ、犬達を臨機応変に対応できるようにしておくとだいぶ助かります。うちはその辺普段から細かくしていなかったのでだいぶ助かりました。


3. 避難所の選択
避難所はできるだけ地元ならご近所さんや知り合いが多いところの方が融通が効くと思います。あと何度も言いますが、特に震災初期現場の方針や対応が定まらない時期は特に、現場は市町村の担当者でだいぶ対応が変わります。


しばらく様子を見てやはりここはダメだ!と思ったら別の避難場所に移ることも検討する方が良いと思います。


しかしその際は慌てず思い通りにならないからとダメだ!とすぐに決めつけないで下さい。初期はどうしても現場は混乱するものですから、徐々に落ち着いていくと思います。慌てず冷静に様子を見て他の避難所の様子も見て検討して下さい。


しかしあまり小さい避難所や自宅避難だと物資が回ってこなかったりします。なので私的におすすめするのは知り合いや身内、地域の人が多く田舎の方の大きな避難所がおすすめです。


私がいた避難所は町の奥地の廃校のため広く自衛隊の駐屯地にもなっており、精神的にも環境的にも安心でした。毎朝自衛隊の医療担当の方が血圧を測りにきてくれたり保健師さんもきてくれました。それでも暖かくなってきたら腸炎が流行り私もなってしまいました。


避難所にいる大工さん達が校庭に廃材を使って屋根付きのストーブ小屋を作ってくれて、そこでお湯を沸かしながら一服したり一杯飲んだりしながら色んな話や情報交換したり。


物資もきちんと回ってきましたし食事は当番制で作り掃除も当番で皆でしました。簡易のお風呂ができるまでは自衛隊の方が大きな樽にお湯をためてくれていたので、沢水をいれ外ですが流し場で頭を洗えたり。テントの中で身体を拭いたりもできました。


避難所ではしてもらうのが当たり前ではなく自分達ができることは自分達でやる、ということが避難所生活をスムーズに過ごせるカギだったなと思います。


愛犬の食事は最初はドックフードが手に入らず愛犬にはキャットフードを与えたりしました。また愛犬は白いご飯が好きなのでご飯を与えたり、とにかくお腹を壊さないようなものを与えていました。


散歩は田舎の避難所だったため、周りは山や田畑が多く愛犬の散歩には快適でした。自然の中を散歩出来たことで少しは愛犬のストレスの解消になったと思います。


ですのでひとつの避難所で我慢するより横のつながりをつてに、ペットを連れての避難ができる避難所を探すことをおすすめします。


私は本当にたまたま良い避難所に入り、会社への通勤が車で片道2時間半はかかりましたがそれでも良かったと今でも思います。


避難所は完璧なところはありません。かなりの我慢をしなければいけません。しかし人間以上にペットは我慢しなければなりません。


自治体によってはペットを連れての避難を積極的に受け入れるところもありますので、普段から調べておくことも大事かと思います。


うちの地域は津波でプロパンガスが流れて爆発して瓦礫に火が移り、それが山に燃え広がり津波と火事に囲まれました。


田舎と都会では起こる災害がまた違うと思います。


まず言えることはペットと共に生き残ることを優先して下さい。


災害はいつ来るか分かりません。ペットの側にいない時に来るかもしれません。私も本当にたまたま運が良く助かっただけに過ぎません。


普段から震災に対して必要以上に不安になることはないと思います。ですが機会があるときにペットと共に避難する、ということを考え少しでも準備しておいたり考えておくことがいざという時、必ず役に立つと思います。

【ここまでがお客様からのメールです】



日本では大きな地震が各地で起こったり、昨年は豪雨災害もありました。なのでみなさんも我が子(愛犬・愛猫・その他動物)とどのように避難するか、何度か考えたこともあるかと思います。


自治体のことや防災グッズについて調べてみたり、周りの人と話し合ったりしたかと思いますが、このお客様からのメールを読んで「想定外」ということも色々と考えておかなければいけないんだなと改めて思いました。


自分の地域ではどうなのか、この季節ではどう避難生活するのか、考えることは山ほどありますね。


犬猫、その他動物も含めた家族とどう避難するか、どう生き抜くかを皆さんも今一度考えてみてください。また、ご家族と一緒に話し合ってみてください。





我が家も普段も使えるものとして、犬を背負うリュックや靴、ドライフードは多めに、それに加えて長持ちする缶詰タイプのフードなど用意したりしています。靴やリュックに入ることは突然だと嫌がり歩いてくれないこともあるので普段から遊びの時などに使うようにしています。





私の愛犬オリバーは10kgちょっとの体重なので、ギリギリ背負うことができますが、それより大きい中大型犬とはどう避難するか、どういうものがあったら便利なのか、デロリアンズでもよく話をします。


実は今、今後の災害に備え、デロリアンズ防災グッズ(人と犬や猫とで使う防災グッズをバッグにまとめたもの)を作ろうと考えています。これがあったら犬や猫との避難に便利だろう、というものを考えていますが、理想だけではいいグッズは作れないと思っているので、色々とリサーチして実際に役に立ったグッズなどを用意できればと思っています。


実際に避難経験のある方で、こんなものは役立った、これは役立たなかった等、私たちデロリアンズにお知らせくださると助かります。(「お問い合わせ」フォームよりご連絡ください)


今目の前にいる愛おしいこの子を守ること、これからもこの子たちと一緒に笑顔で生きていくこと。今日はいつもよりも深く考えていみたいと思います。





では。

 

 




 

 


営業日はコチラ

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