【DeLoblog #031】 2019.1.23
ー播州織ストールの洗濯方法ー
こんにちは、今井です。
「DeLoreans播州織ストール」は使い勝手がいいので色々なシーンでお使いになることが多いかと思います。空気を優しく含むこのストールは寒い冬でもマフラーとして大活躍。これを首に巻いているだけでとても温かいんですよ!
長く使っていると、肌に当たっているところは皮脂よごれがついたり、外で使うことが多い方などは空気中のほこりなどが気になったりもしますよね。とても繊細に織られたストールですが、慣れてしまえば簡単に洗うことができるのです。
ストールをご購入いただいたお客様には、お届け後に洗濯方法を案内するメールをお送りしているのですが、今日はその洗濯方法を写真付きでご案内しますね。
<1> 大きめの洗面器やバケツに市販の洗剤を溶かしたぬるま湯をストールが浸かる程度にはります。
(色落ちを助長する恐れがあるため、漂白剤入りの洗剤はお避け下さい)
私はIKEAのランドリーバスケットを使用しましたが、浴槽などを使っても可です。
<2> 上下経糸(紺色)のフリンジが重ならないよう何層かにたたみ、お湯に浸します。
*縦長のストールをフリンジが重ならないように段差をつけて2つに折り、桶の大きさに合わせるために、これをさらに外側に折ってお湯に浸しました。
(外側に折ったのもフリンジが重ならないようにするためです)
<3> 15分程度そのままつけ置きした後に押し洗いします。
*押し洗いの際はあまり力を入れず軽くでかまいません
洗濯洗剤を溶かしたぬるま湯につけた図
ストールの弾力である程度湯を含みなおすので何回か繰り返します。次に同じ要領で横から挟むように軽く押し洗いした後、絞らずに軽く押して湯を流します。
<4> 同じ要領で2〜3回すすぎます。少し色落ちするかも知れません。完全に透明にはならなくても皮脂程度の汚れは落ちていると思います。形を整えるようにまとめて押し絞って下さい。
<5> 柔軟剤を溶かし同じ要領で軽く押し洗いします。洗剤同様押し絞って下さい。
洗剤を溶かしたぬるま湯につけた図
台にて軽く押し絞った図
<6> 洗濯ネットを使用し、洗濯機で脱水します。
*チャックの引っ掛かりにご注意ください
洗濯ネットに入れた図
<7> 広げて干します。
*広げ方について
緯糸(よこいと)方向の各カラーのフリンジ際(ぎわ)は、少し丈夫に出来ています。ストール幅に広げた後でフリンジ際を持って優しく張り気味に広げます。その後で掛かっている部分の両端を少し中心側におしてヒダを作ります。乾燥するに従って縮むので乾燥後はまっすぐになります。好みにより、取り入れる際に両端を優しく引っ張り形を整えて下さい。
フリンジが重ならないように干した図
中央に押してヒダを作っている図
*干し方について
陰干しがいい、直射日光は避けた方がいい、などの注意点は特にありません。通常の洗濯物と同じく干していただければ大丈夫です。一点だけ、風の強い日は巻き上げられて他の洗濯バサミなどに引っ掛かり製品が傷む恐れがありますのでご注意ください。
おまけの図
こういう干し台がある方はこの方がフリンジも重ならないし、乾燥時間が短縮できます。
以上がストールの洗濯方法です。
皮脂よごれなどが気になった際には気軽に洗ってみてくださいね。慣れてしまえば簡単ですから。
洗濯方法や取り扱いで困ったことがありましたら、お気軽にご相談くださいね。その際は「お問い合わせ」フォームよりご連絡ください。
私もまたストールを織っている橋本さんからお手入れのいい方法を聞いたらここでまたお知らせしますね。
それでは。