
デロリアンズでは3種類の「播州織ストール」を取り扱っていますが、「どこがどう違うのか」その特徴について解説します。
そもそも播州織とは?
江戸時代中期に北播磨地域(兵庫県の中央あたり)ではじまった220年以上の歴史がある織物です。

自然環境に恵まれ、染色に適した綺麗な水が豊富だったことから、織物が栄えたといわれています。
DeLoreans播州織ストールの特徴

圧倒的な肌触りの良さと、軽さです。また、面100%なので、チクチクすることもなく、静電気でバチバチすることもありません。温かくても蒸れない、という共通の特徴があります。
その秘密は

DeLoreansの播州織ストールを作っているのは「橋本裕司織布」の橋本さん(画像)です。
一般的な織り物は毎分700〜1000回転の高速織機で織るのに対して、橋本さんは毎分130〜200回転という40年以上前の低速織機を使っているのが特徴です。
なぜ低速にこだわるのか

高速織機を使った方が効率がいいのに、なぜ低速織機を使うのか。
それは高速で織ると、どうしても糸に強いストレスがかかるのため生地が固くなるから。けれど低速で織ることで糸本来の柔らかさを生かした優しくてふんわりとした生地が出来ると橋本さんは話します。
橋本さん本人による織り方の解説
それぞれの違いを解説

二重織という織り方で、特徴は両面で濃淡を付けていることです。そのため巻き方で色々な見せ方が出来ます。
少しふんわりしていて、晩秋から冬にかけてマフラーより温かく、蒸れない、ときにはひざ掛けなどとしても活躍します。


一重織という織り方で、「ふたえ」と比べると薄く、春から秋にかけて活躍します。春めいた明るめの色が多いのも特徴です。


「夏でも首に何か巻きたい」というご要望で誕生した、「はごろも」よりも薄くて軽いストールです。大きさも50センチ幅で長さ160センチと、コンパクトになっています。
それほど薄いのに、紫外線遮蔽率の検査では、1枚で遮蔽率80%、2枚重ねで96〜97%、3枚重ねでは100%紫外線を遮蔽する結果が出ています。

それぞれの違いをおわかりいただけたでしょうか?
季節や場所に合わせ、ぴったりのものをお選びください。
