【一覧】愛犬の散歩に必要な持ち物。あると便利なグッズも紹介
この記事を監修した人
フリーランス編集兼ライター
穴澤 賢
株式会社デロリアンズ 代表
1971年大阪生まれ。ブログ「富士丸な日々」が話題となり、犬関連の書籍や連載を執筆。著書に「ひとりと一匹(小学館文庫)」、「犬の笑顔を見たいから(世界文化社)」などがある。
いぬのきもちウェブマガジンで「犬のはなし」、sippoで「悩んで学んだ犬のこと」、蓼科高原別荘地では「犬のために山に家を」、雑誌「ねこ」では「犬飼いから見たねこの不思議」などを連載。
愛犬の散歩にどんな物を持っていけばいいのか、お悩みの人もいるのではないでしょうか。
ペットショップにはたくさんの商品が置かれていて、何を買うべきか迷ってしまいますよね。
今回は、リードやハーネスなどの愛犬の散歩に必要な持ち物や、お散歩バッグやうんち取りなどの散歩が快適になる便利グッズをいくつかご紹介します。
Contents
【一覧】愛犬の散歩の持ち物
今回ご紹介する愛犬の散歩で必要な持ち物や、あると便利なグッズの一覧です。
- リード・ハーネス
- うんち取り袋
- マナーボトル
- 鑑札
- お散歩バッグ
- うんち取り・うんちキャッチャー
- 水飲みグッズ・給水ボトル
- 反射板・ライト
- 犬用レインコート
- 犬用の服
- ティッシュ類
【必須】愛犬の散歩で必要な持ち物
愛犬の散歩で欠かせない持ち物は、「愛犬の安全」と「公共のマナー」を守るためのものです。
愛犬の安全を守るには、リードやハーネス・首輪を必ず着ける必要があります。
公共のマナーを守るには、ウンチ取り袋やマナーボトルを使います。
それではどんな持ち物が必要なのかを詳しく解説するので、参考にしてみてくださいね。
リード・ハーネス
リードとハーネスは、愛犬を事故から守るために必要なものです。
リードとハーネスには、愛犬が急に道路に飛び出したりしないように動きを制御する大事な役割があります。
リードとハーネスの違いは?
リードはハーネスや首輪につなぐ「紐」のことで、ハーネスは愛犬の胴体に装着する「胴輪」のことです。
どちらが欠けても散歩には行けないので、必ずセットでそろえましょう。
リードは愛犬の動きを制御するために、散歩中は必ず手に持つようにしてください。
手放しで散歩することは、愛犬が道路に飛び出したり、ほかの人や犬に飛びかかったりする可能性があり非常に危険です。
また、リードは事故防止のためだけでなく、しつけやコミュニケーションにも使われます。
散歩中に軽く引っ張ることで、歩く方向などの飼い主の意志を愛犬に伝えることができます。
ハーネスは胴輪とも呼ばれ、首輪よりも身体から抜けにくいことが特徴です。
首輪に比べてリードを引っ張ったときの圧力が分散されるので、身体への負担が少なくなります。
うんち取り袋
散歩で愛犬がしたうんちは必ず放置せずに持ち帰りましょう。
うんちを処理するために、散歩中はうんち取り袋が必要です。
スーパーの袋などのビニール袋は、うんちの臭いが漏れてしまうのでおすすめしません。
うんち取り用の袋でも、中には臭いが防ぎきれない商品もあります。
そこでおすすめなのが、デロリアンズの「うんちが臭わない袋BOS」シリーズです。
臭いを通しにくい素材でできており、臭い漏れの検証では他社製の袋が数時間後に臭い始めていたのに対し、「うんちが臭わない袋BOS」は3日目でも臭いませんでした。
うんち取り袋の臭い漏れに悩まされている人はぜひお試しください。
マナーボトル
マナーボトルとは、愛犬のおしっこを流すための水を入れるボトルのことです。
専用のボトルを買わなくても、ペットボトルに水を入れたもので大丈夫です。
ペットボトルは蓋がゆるんで水が漏れるのが心配だという人には、デロリアンズのマナーボトルキャップがおすすめです。
ペットボトルを押さないと水が出てこないので、ペットボトルが倒れても水漏れの心配はありません。
デロリアンズの商品を買うとおまけで同梱することができるので、うんち取り袋と一緒に注文するのをおすすめします。
ですが、デロリアンズで特典で用意しているマナーボトルキャップは押さない限り水が出ません。すごく便利なのに1個で市販されていないので、大量に購入してご希望の方に無料で同梱しています。ご希望の方は、忘れずにカートに入れてくださいね。
鑑札
厚生労働省では、「犬の登録と狂犬病予防注射は飼い主の義務」としており、飼い主に下記のことを義務付けています。
- 現在居住している市区町村に飼い犬の登録をすること
- 飼い犬に年1回の狂犬病予防注射を受けさせること
- 犬の鑑札と注射済票を飼い犬に装着すること
鑑札は市区町村に登録されている犬であることを証明するものです。
万が一迷子になったときに飼い主の元に戻すためにも大事なものなので、常に愛犬の首輪やハーネスに着けてください。
注射済票は狂犬病の予防注射を接種した証明になるので、注射済票も鑑札と一緒に着けておきましょう。
そこで、迷子札を付けておくことをお勧めします。デロリアンズでは、特定の商品をご注文くださった方に、名入れした特性ネームタグをプレゼントしています。
愛犬の散歩で役立つ便利グッズ
ここまで愛犬の散歩に必要な物を説明してきましたが、ここからは愛犬の散歩に役立つ便利なグッズをご紹介するので、楽しみにしていてくださいね。
それでは、愛犬との散歩がより快適になるアイテムをいくつかご紹介します。
お散歩バッグ
愛犬の散歩は何かと持ち歩くものが多くなりがちですが、お散歩バッグがあると持ち運びが楽になります。100均の小さいトートバッグなどでもいいですが、最近はおしゃれで多機能なお散歩バッグも増えてきています。
お散歩バッグは、うんち取り袋やマナーボトルなどの犬用のもの以外にも、スマホや鍵など自分の持ち物も入れられるように、細かく仕切られているものがおすすめです。
散歩中は愛犬を抱っこしたり、リードを持ちながらうんちを取ったりすることもあるので、両手が空くようにウエストポーチやショルダータイプのものだと便利です。
雨の日でも散歩に行く場合は撥水性のある生地だと安心ですね。
うんち取り・うんちキャッチャー
うんちを取るときに袋の上からでも手づかみするのは気が引けるという人におすすめなのが、うんちキャッチャーです。
金魚すくいのような形をしていて先端が丸い輪っかになっており、輪っかの中にうんち取り袋を装着します。愛犬がうんちを出すタイミングで下からすくうことで、手も地面も汚れることなくうんちを処理できます。
ゆるいうんちは地面に着くと取り切れずに地面に残ってしまいますが、うんちキャッチャーを使えば下に落ちる前に取ることができるので、非常におすすめです。
水飲みグッズ・給水ボトル
長時間の散歩や夏の熱中症対策には、水飲みグッズを持っていきましょう。
散歩用の水飲みグッズは、ボウルをペットボトルに装着するタイプのものや、ボウルとボトル本体が一体化しているタイプのものなどがあります。
100均にもペットボトルに装着できるタイプのものや、携帯できる折りたたみ式のお皿もあるので、コスパよく手に入れたい人におすすめです。
給水ボトルの中には、シャワー機能でおしっこの洗浄ができてマナーボトルの代用になるものもあります。荷物を減らしたい人はおしっこの洗浄もできるタイプのものを選ぶとよいでしょう。
反射板・ライト
夜の散歩は暗いため、人間よりも小さい犬は車や自転車に気づかれにくく危険です。愛犬に反射板やハーネスなどにぶら下げるLEDのキーホルダーを着ければ、夜道でも目立ちます。
また、暗いとうんちを取るときに見えづらいので、夜はライトがあると便利です。
犬用レインコート
犬の身体は毛で覆われているため一度濡れると乾きづらく、濡れたまま放置すると身体が冷えてしまったり、菌が増殖して皮膚病になったりする恐れがあります。
雨の日の散歩は、なるべく愛犬が濡れないようにレインコートを着せてあげましょう。
犬用の服
犬用の服は見た目がおしゃれになるだけではなく、愛犬の身体を守る役割もあります。
夏は通気性の良いメッシュ生地の服や、ひんやりする冷感タイプの服を着せることで熱中症対策になりますし、UVカット加工のされている服は紫外線対策にもなります。
冬は厚手の生地の服やダウンジャケットで防寒できるので、毛が短い犬種におすすめです。
また、愛犬に服を着せることは、ノミやダニなどの虫除け対策にも効果的です。防虫効果のある服もあるので、アウトドアに連れて行くときなど虫除けしたいときに役立ちます。
ティッシュ類
愛犬との散歩は、うんちを片づけるなど手が汚れる場面も多いです。ポケットティッシュやウェットティッシュなどがあると汚れをさっと拭き取れます。
散歩帰りは犬の足が汚れているので、ウェットティッシュがあると家に入る前に足をさっと拭けるので便利です。
大型犬と小型犬で散歩時の持ち物は異なる?
犬は犬種や個体によってサイズにかなり差があるため、自分の愛犬の体格に合った犬用アイテムを選ぶことが重要です。
例えば大型犬に細いリードを着けていると、引っ張られたときに切れてしまいそうで心もとないですよね。
それでは大型犬と小型犬の散歩の持ち物の違いや、選び方のポイントを解説します。
リード・ハーネス
大型犬のリードは、強く引っ張られても大丈夫なように太くて耐久性のある、丈夫なリードを選びましょう。
リードは短いほうが愛犬の動きを制御しやすいため、力の強い大型犬には長さが短いショートリードがおすすめです。リードと同様に、首輪やハーネスもしっかりした造りのものだと安心です。
小型犬はそこまで力が強くないので好みのリードやハーネスで問題ありませんが、噛み癖がある場合は噛みちぎってしまう恐れがあるので丈夫な素材のものにしましょう。
給水ボトル
大型犬は小型犬と比べて飲む水の量が多いため、水がたくさん入るボトルを用意しましょう。また、大型犬は口が大きいので、飲み口が広く水が多めに入るお皿の給水ボトルが望ましいです。
小型犬は身体が小さい分水は少なめでも大丈夫なので、コンパクトで持ち運びがしやすい給水ボトルがおすすめです。
お散歩バッグ
大型犬の散歩は、少し大きめで余裕のあるお散歩バッグがあると快適です。理由は大きめの給水ボトルが必要だったり、大型犬はうんちも大きいためお散歩バッグにうんち袋を入れたりすると、荷物がかさばるからです。
小型犬の場合は荷物が少なくて済むため、なるべく小さいバッグにしたほうが身軽で動きやすくなります。
参考:愛犬とのちょっとしたお出かけに必要な持ち物
ここまで愛犬と散歩行くときに持っていくものを解説しましたが、もうちょっと遠出してみたいというときもありますよね。
参考までに、愛犬とのちょっとしたお出かけに必要な持ち物もご紹介します。
アイテム | 利用シーン | あったほうがよい理由 |
---|---|---|
ペットキャリー | ・車で移動中
・お店・施設の入店時 |
・愛犬が落ち着ける
・キャリーの中に入れないと入れない店もある |
ペットベッド | ・宿泊先での就寝時 | ・愛犬が落ち着ける
・神経質な子でも、自分のにおいで安心して眠れる |
ペットシーツ | ・お出かけ先でのトイレ | ・トイレトレーを持っていけない場合もトイレの代わりになる |
マナーウェア
(おむつ) |
・車の中
・飲食店やドッグランなどの施設利用時 ・マーキング防止 |
・慣れない環境では粗相してしまうこともあるので、おむつがあると安心
・施設によってはマーキングする子はおむつをしないと利用を断られる場合もある |
おもちゃ | ・公園やドッグラン利用時
・愛犬の遊び相手 |
・おもちゃで愛犬の緊張をほぐす
・お出かけ先で遊んで愛犬とのコミュニケーションを取れる |
フード・おやつ | ・旅行、宿泊時
・しつけやコミュニケーション |
・宿泊するときはフードを小分けにしていくと便利
・緊張でご飯を食べないときや、しつけのときのためにおやつがあるとよい |
ワクチン接種証明書 | ・ドッグランやペットの同伴ができるホテルなどの施設利用時 | ・狂犬病・混合ワクチンの注射の接種証明書がないと入店を断られることがある |
お出かけするときは、ドッグランやペット同伴ができる施設などを利用することがあると思います。
施設によって利用する際のルールが違うので、必要そうな持ち物を事前にチェックしておきましょう。
愛犬とのお散歩を少しでも快適にするために、DeLoreansはお散歩バッグを作りました。
ここまで愛犬の散歩に必要なものや便利グッズをご紹介しましたが、いかがでしたか?
便利なグッズはたくさんあることがわかったと思いますが、買いそろえていくと荷物が増えてしまいますよね。
散歩をより快適にするためには、便利グッズを収納しやすいお散歩バッグが役立ちます。
DeLoreansでは、飼い主の実体験を元にして、軽くて丈夫、シンプルなデザインで、ペットボトルが中で倒れないように専用ホルダーを付けるなど、本当に使える散歩バッグを作りました。
制作ストーリーは以下のページでご紹介していますので、興味のある方はぜひ覗いてみてくださいね。
【動画解説】お散歩帆布バッグを作ろうと思ったわけとこだわったポイント